子宮内膜症
子宮内膜症とは子宮の内膜の組織が子宮以外のところで増殖するものです。
その組織は子宮内膜と同様にホルモンによって変化するため、生理の時にも子宮以外で出血をおこしたり痛みを生じたりします。
原因はよくわかっていませんが、子宮筋腫と同様に冷えて血流が悪くなっていることやホルモンのバランスが悪いことなどが考えられます。
子宮内膜の血流が悪いというのは不妊の原因にもなりますので早めに治しておきたいものです。
生理がないと症状がおさまるため薬を使って生理を止めたり、ひどい場合は病巣を取り除く手術をしますが、どちらも根本治療ではありません。
そのためしばらくすると再発することも多いです。
子宮と左右の卵巣を全て取り除く手術を行えば生理がなくなり、症状もおさまりますが、ホルモン分泌もなくなって更年期症状が起こってくるため、できればそういった手術はさけたいものです。
閉経すれば症状はなくなります。
毎日の生活の中で冷え、食事(脂肪、動物性タンパク–牛乳・ヨーグルト・肉・卵、糖分や果物のとりすぎには気をつけましょう)、睡眠不足などには十分お気をつけ下さい。
卵巣チョコレート嚢腫は子宮内膜の細胞が卵巣にでき、出血の時に出口がないため古い血液がたまって嚢腫になるものです。名前は嚢腫ですが子宮内膜症の一種です。
子宮内膜症でお悩みの方に、漢方を中心としたお勧めの方法をご紹介します。
病院の薬とも併用できるので安心です。
できれば、舌の苔を取ったりせず1時間以上何も食べたり飲んだりしていない状態で大きく出した舌の写真をメールに添付してお送り下さい。
漢方で舌診は大事な診断方法の一つで体の中の状態を判断するのにとても参考になります。