起立性低血圧・起立失調症候群
どちらも低血圧の一種であり、よく似た疾患です。(低血圧のページをまずご覧下さい)
立ち上がると血圧が急に21mmHg以上血圧が下がるものを、起立性低血圧、そこまで大きな変化でなくても、立ち上がることで血圧の変動があるものを起立失調症候群といいます。
そしてその中でも小児から思春期の場合は起立性調節障害(OD)と言われます。
起立性低血圧や起立失調症候群は本態性低血圧と違い、座った状態で普通に血圧を測ると何の異常も見られないことがあるため、横に寝た状態で測ったり、立って測ったり、間隔を2分以上あけていろいろな体位で繰り返して数回血圧を測りましょう。
また、低血圧の患者さんは緊張しやすい方が多いため、深呼吸するなどして、リラックスしてから測りましょう。
病院で測るとどうしても緊張してしまい、自宅で測る血圧と大きく違う場合もあります。
血圧計は腕で測定するタイプを使用しましょう。
起立性低血圧や起立失調症候群は思春期と初老期の方に多いです。初老期でおこる原因としては、飲んでいる薬の副作用や脳の動脈硬化などが考えられます。
あわてて立ち上がるとめまいがして転びやすいので十分気をつけましょう。転倒して骨折し、寝たきりになってしまうこともあります。
起立性低血圧や起立失調症候群でお悩みの方にお勧めの方法をご紹介します。
ご相談ください病院の薬とも併用できるので安心です。
できれば、舌の苔を取ったりせず1時間以上何も食べたり飲んだりしていない状態で大きく出した舌の写真をメールに添付してお送り下さい。
漢方で舌診は大事な診断方法の一つで体の中の状態を判断するのにとても参考になります。