自己免疫疾患
免疫には、体にとって異物を排除しようとする働きがあります。
例えば体外からの細菌やウィルス、あるいは体内でできたガン細胞などです。
けれども体内に入る異物を全て排除しようとすると食事をすることもできなくなります。
そのため過剰に反応しすぎないようにすることも免疫です。
ここがおかしくなると花粉、ほこり、食物などにまで過剰に反応してアレルギーになったり、自分の細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患と呼ばれるものになったりします。
排除する免疫と過剰反応を抑える免疫はお互いにバランスをとっていてシーソーのような関係です。
どちらが極端に働いてもよくありません。
さらに免疫・神経・内分泌(ホルモンなど)はお互いにバランスをとっているため、免疫のバランスが狂うとその他もバランスを欠いていきますし、その他がバランスを欠いたことが原因で免疫がおかしくなることもあります。
西洋医学の治療は主に過剰反応を抑えるステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)や、免疫抑制剤が使われますがこれによってもう一方の免疫(異物を排除しようとする働き)も抑えられるため、体にはとても負担です。
体には自然治癒力が備わっていて、このように免疫のバランスが崩れたときには元に戻ろうとする力が働きます。
すずらん薬局では過剰反応を無理に抑えるのでなくできるだけその自然治癒力を引き出して、両方の免疫のバランスをとり、同時に不快な症状(痛みなど)を和らげながら改善へとつなげていく方法をご提案します。
自然治癒力を引き出すには、とにかく心と体に負担をかけないようにすることです。
食事や生活習慣(睡眠・ストレス・冷え)などには十分気をつけてください。
このような毎日の生活が何よりも大切です。
ここを気をつけないと何をしても治りにくいです。
自己免疫疾患でお悩みの方に、漢方を中心としたお勧めの方法をご紹介します。
病院の薬とも併用できるので安心です。
できれば、舌の苔を取ったりせず1時間以上何も食べたり飲んだりしていない状態で大きく出した舌の写真をメールに添付してお送り下さい。
漢方で舌診は大事な診断方法の一つで体の中の状態を判断するのにとても参考になります。
妊娠・出産に関してもご相談下さい。