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Yahoo! ニュース「「起きたくても起きられない」“起立性調節障害”に悩む子どもたち・・・すずらんには解決の糸口があります

はじめに
Yahoo!ニュースで紹介された、起立性調節障害と向き合うお子さんとそのご家族の姿。

「起きたくても起きられない」「怠けてるんじゃないのに分かってもらえない」——そんな切実な声に、胸が締めつけられるような思いをされた方も多いのではないでしょうか。

 

実際、私たちのもとにも、
「まさにうちの子と同じです」
「生活を整えても薬を飲んでも、なかなか改善しない」
といった声が多く寄せられています。

 

でも、どうかあきらめないでください。
今の状態がずっと続くわけではありません。
“あなたのお子さんに合ったサポートの方法”は、きっとあります。

このブログでは、
・Yahoo!ニュースの記事を読んで気になった方
・「うちの子も同じかも」と感じている保護者の方
に向けて、病院では教えてくれない“もう一つの選択肢をお伝えします。

「なんとかしてあげたいけど、どうしたらいいか分からない」
——そう感じている方に、まず読んでほしい内容です。

「起立性調節障害」とは診断されたけれど…

Yahoo!ニュースで取り上げられた岡安さんのように、朝起きられず、体がついてこない…という悩みを抱えて病院を受診し、「起立性調節障害」と診断されたというご家庭は少なくありません。

でも実際には、

出された薬を飲んでいるけど変化がない

学校の先生や周囲に理解してもらえず、親子で孤立している

「怠けてるんじゃないの?」という偏見と戦っている

そんな現実にぶつかり、「どうしたらいいの?」と悩み続けている方が多いのです。

症状が午後には落ち着くこともあるので、理解されづらく、なおさら辛さが増してしまう——これは、決して珍しいケースではありません。

私たちが現場で接してきたご相談でも、「病名はついたけど、そこから何をすればいいのか分からない」という声が非常に多くあります。

本当に必要なのは、「うちの子のために、今できることは何か」を一緒に考えてくれる場所。
このブログは、その入り口になればと願っています。

体の中で今、何が起きているのか?

「朝起きられない」「疲れやすい」「学校に行こうと思っても体が動かない」

——そんなとき、子どもたちの体の中では、本当は必要なのに全然足りていないの、または臓器がしっかりと仕事ができていない状態が起きていることがあります。

それは、「自律神経が乱れているから」といった一言で片づけられるものではありません。

人間の体は、37兆個の細胞の集合体です。

この37兆個の細胞、一つ一つで、食べたものや呼吸から取り入れた酸素を使ってエネルギーを作って生きています。

これが、「生きるため」の一番根本的な仕組みです。

そのエネルギーで、心臓を動かし、脳を働かせ、体を動かしています。

この一番的な仕組みである「エネルギーをうまく作れていない」ことが原因であるケースがとても多いのです。

でも、もし材料が足りていなかったら?
もし、うまくエネルギーを作る力が落ちていたら?

その結果として、朝体が動かない、頭が働かない、という状態になるのです。

もともとお子さんたちは、きちんと動く心臓も脳も筋肉も何もかも持っているのです。

それが、エネルギー不足のために、「ただ動いていない。」それこそが、起立性調節障害が起こる、最も基本的な原因なのです。

私たちは、こうした“体の中で何が起きているのか”という視点を大切にしながら、お子さん一人ひとりに合ったサポートを考えています。

親も子どもも「悪くない」──それでも苦しんでいる現実

起立性調節障害と向き合う親子を見ていると、いつも感じるのは、「誰も悪くないのに、苦しんでいる」ということです。

 

朝、どうしても起きられないわが子に苛立ってしまう親。
行きたくても体が動かず、「怠けてる」と誤解されてしまう子ども。

どちらも、「普通に過ごしたい」だけなのに、その願いさえ届かないような日々を過ごしています。

碧唯さんや穂乃華さんのように、明るく話せるようになるまでには、たくさんの葛藤や涙があったはずです。
それでも、周囲に少しずつ理解者が増え、「大丈夫だよ」と言ってくれる人がいるだけで、子どもたちは前に進む力を持てるようになります。

同時に、親もひとりで抱え込まずに、「わからない」と言っていいのです。
そして、悩んでいる今こそ、「何かできることがあるかもしれない」と感じたなら、私たちのような相談の場を活用してほしいのです。

病院の対処療法では足りないことがある

碧唯さんのように、きちんと診断を受け、薬も処方されている。
でも、「それだけでは足りない」と感じているご家族は、実は少なくありません。

 

起立性調節障害に対して、病院での対応は基本的に対処療法が中心です。
血圧を上げる薬や生活習慣の指導など、その場の症状を緩和することが目的です。

もちろん、それらも大切なサポートになります。

でも、本当に必要なのは、その子の体がなぜ朝動けないのか、
何がエネルギー不足を起こしているのかを、もっと深く見つめることです。

 

そのためには、一人ひとりの体の状態や日常の習慣、栄養の偏りなど、
もっと丁寧に、もっと柔らかく向き合う必要があります。

「薬を飲んでも、なかなか変わらない」
「何から始めていいかわからない」
そう感じているなら、あなたとお子さんにはもっと違う選択肢があります。

だからこそ、一度相談してほしい

今つらいのは、あなたやお子さんのせいではありません。

ちゃんと体の状態に理由があって、今はその「声」を聞いてあげるタイミングかもしれません。

私たちすずらん薬局では、
✔️ 朝起きられない理由
✔️ 体が動かない原因
✔️ エネルギーが作れない背景
こうしたことを「体の仕組み」から一緒にひも解いていくサポートをしています。

 

ちょっと違う視点で、
栄養や体質、生活の中にある“見落とされがちなポイント”を一緒に探していくことで、
その子にとって「今、本当に必要なこと」が見えてくることがよくあるのです。

 

あなたとお子さんが、「このままじゃない未来」を描けるように。
まずは、今のままの状態で、気軽に話してみてください。
「ちょっと気になって…」で、十分なんです。

きっと、変われます。まずは、はじめの一歩から。

起立性調節障害と診断されても、あきらめる必要はありません。
実際に、すずらん薬局に相談されたお子さんの中には、
少しずつ体の土台を整え、今では元気に学校へ通えるようになった子たちがたくさんいます。

 

大切なのは、本人の努力だけに任せるのではなく、
「どうしてつらい状態が起こるのか?」という体のサインにちゃんと向き合ってあげること。

不安や焦りでいっぱいかもしれませんが、
今の状態を抜け出す道は、ちゃんとあります。

 

迷っている今が、動くタイミング。
「ちょっと聞いてみようかな」──それだけで、じゅうぶんです。

どうぞお気軽に、私たちにご相談ください。

 

このブログは、京都の木津川にあります、すずらん薬局の上田美穂が書きました。

(薬剤師・糖尿病療養指導士・血液栄養診断士)

 

すずらん薬局は学研都市線 西木津駅徒歩5分にあります漢方・健康食品を中心に取り扱っております漢方相談店です。

日々、お悩みの身体の症状、心の悩みなどありましたら、是非店頭にお越しください。

 

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