ブログ記事

ブログ

痰が出る、声がかすれる。 検査では肺は異常なしと言われました。原因は何ですか?

はじめに

2026年1月25日に、TBSで放送された、

健康カプセル!元気の時間

「誤嚥(ごえん) 命に関わることも!飲み込むチカラの低下の原因と改善法」

という特集が放送され、今とても話題になっています。

すずらん薬局 木津川 咳き込む人

テレビをご覧になって、

「もしかして自分も当てはまるかも…」
「誤嚥って、そんなに怖いことなの?」
と、気になった方も多いのではないでしょうか。

 

実際、木津川のすずらん薬局にも、最近このようなご相談が増えています。

「痰がよく出るんです」
「声がかすれてきました」
「病院で検査は受けたけれど、肺は異常なしと言われました」

検査で異常がないと聞いて、ひとまず安心はしたものの、
では、この症状はいったい何が原因なのか
腑に落ちないまま過ごしている方が少なくありません。

 

実は、痰や声のかすれ、そして飲み込みにくさは、
必ずしも肺の病気だけが原因ではないことがあります。

このページでは、
番組でも取り上げられていた「誤嚥」というテーマをきっかけに、
木津川のすずらん薬局に実際に寄せられる相談をもとに、のどという大切な器官の働きと
体全体の状態(栄養・筋肉)という視点から、
症状の背景をわかりやすくお伝えしていきます。

痰が出る=肺の病気、と思い込んでいませんか?

痰が出ると、

「肺が悪くなったのでは」
「気管支の病気では」
と考える方がとても多いです。

もちろん、肺や気管支の病気が原因になることもあります。
ですが、検査で異常がない場合、別の理由で痰が増えているケースが少なくありません。

その一つが、のどの機能の低下です。

痰は「体が守ろうとしているサイン」

痰は、異物や刺激から
のどや気道を守るために分泌されるものです。

すずらん薬局 木津川 痰は防御機能

・飲み込む力が落ちる
・のどに食べ物や唾液が残りやすくなる
・わずかに気道に入りかける

こうした状態が続くと、
体は危険を察知して、防御反応として痰を増やします。

つまり、
痰が出ること自体が問題なのではなく、そうせざるを得ない状態になっていること
が大切なポイントです。

痰切りを飲んでいれば安心、ではありません

痰が気になるため、
痰切りのお薬だけを続けている方も少なくありません。

痰切りは、
痰を出しやすくするという点では役立ちます。

しかし、
なぜ痰が出ているのか
という根本の原因を解決しているわけではありません。

原因がそのまま残っていれば、
薬をやめると、また同じ状態に戻ってしまいます。

声のかすれも、重要なのどからのサインです

声のかすれは、
単なる声の使いすぎや一時的な不調ではない場合があります。

声帯やのど周囲の筋肉
粘膜の状態
神経の働き

すずらん薬局 木津川 声帯が痩せる

これらはすべて、
のどという重要な器官の機能に関わっています。

痰が出る
声がかすれる

この2つが同時に起きている場合、
のどという大切な器官の機能が低下している可能性
一度、立ち止まって考える必要があります。

「疲れているだけ」と片づけてしまうには、
のどはあまりにも重要な役割を担っています。

飲み込む力は、年齢だけで決まるものではありません

飲み込む力の低下は、
年齢のせいだと思われがちです。

すずらん薬局 木津川 柔らかい食べ物

しかし実際には、

食事量が減っている
やわらかい物ばかり食べている
体重が落ちてきた
栄養が足りていない

こうした体の状態が重なることで、
のどの機能は大きく影響を受けます。

のどは「全身状態」が表れやすい場所です

のどは、

飲む
話す
呼吸する

という働きを、
とても精密にコントロールしている器官です。

そのため、
体力や栄養状態が落ちると、
比較的早い段階で不調が表れやすくなります。

いびきが大きくなった
声が出にくくなった
睡眠時無呼吸を指摘された

これらも、
のどの機能低下と無関係ではありません。

体操は大切です。ただし、それだけでは足りません

のどの体操や嚥下体操は、
機能を保つためにとても重要です。

(※TVで紹介していた具体的な体操の方法は動画でご覧ください。)

ただし、
体操は鍛えるための刺激であって、
筋肉そのものを作るものではありません。

筋肉は「食事で作られます」

のどの筋肉

すずらん薬局 木津川 タンパク質


声帯
呼吸を支える筋肉

これらはすべて、
食事から摂るタンパク質を材料にして作られます。

体操で鍛えても、
材料となる栄養が足りなければ、
筋肉は維持できません。

見逃されやすい「高齢者の潜在性鉄欠乏」

特に注意が必要なのが、

すずらん薬局 木津川 鉄不足


自覚症状のない鉄不足です。

鉄が不足すると、

筋肉の働きが低下する
神経伝達が鈍くなる
粘膜が弱くなる

結果として、
のどの機能低下が進みやすくなります。

「貧血と病院では言われないから大丈夫」
とは言い切れない理由が、ここにあります。

今日から考えてほしい大切な視点

のどのケアには、

  • 体操で鍛える

  • 食事で筋肉を作る

この両方が欠かせません。

どちらか一方だけでは、
十分な結果につながりにくいのです。

錠剤の飲み方にも注意が必要です

錠剤を飲むとき、

すずらん薬局 木津川 薬は少し下を向いて飲み込む


上を向いて飲み込む方が多いですが、
これはのどに負担がかかることがあります。

軽く下を向いた姿勢のほうが、
飲み込みやすい場合もあります。

同じ症状でも、原因は人それぞれです

痰が出る
声がかすれる

同じ症状でも、

年齢
体格
食事内容
血液の状態
生活習慣

によって、必要な対応は異なります。

「異常なし」と言われた今こそ、見直せることがあります

検査で異常がないことは、
とても大切な情報です。

でもそれは、
体の機能が十分に働いている
という意味とは限りません。

木津川のすずらん薬局にご相談ください

木津川のすずらん薬局では、

すずらん薬局 木津川 相談風景


症状だけでなく、
体の状態全体を見てお話を伺っています。

「これも関係ありますか?」
そんな疑問でも大丈夫です。

あなたの今の状態に合わせて、
必要なケアを一緒に考えていきます。

 

このブログは、京都の木津川にあります、すずらん薬局の上田美穂が書きました。

(薬剤師・糖尿病療養指導士・血液栄養診断士)

 

すずらん薬局は学研都市線 西木津駅徒歩5分にあります漢方・健康食品を中心に取り扱っております漢方相談店です。

日々、お悩みの身体の症状、心の悩みなどありましたら、是非店頭にお越しください。

 

薬剤師が健康相談をお受けしています。

相談の流れはこちら

 

Googleでお店の行き方を検索していただけます。

一覧に戻る

お問い合わせはこちら